声優 梅原裕一郎さん © 2015 株式会社アーツビジョンより引用
人気声優の、梅原裕一郎さんの、ラジオ番組内での発言が、様々な物議をかもしています。
数々のアニメに多数出演されている、今話題の若手の声優さんということもあり、どういうことなのか、調べてみました。
発端はラジオ番組での発言
12月2日に放送された、文化放送のラジオ番組「宏太朗と裕一郎 ひょろっと男子」内で、ともにメインパーソナリティを務める声優の西山宏太朗さんとのトーク内での発言が発端のようです。
番組内で好感度についての話題が出た際、梅原は「(好感度は)気にしない」とバッサリ。そして梅原は、その流れで「ファンっていう言葉が嫌いなの」と断言し、「自分のファンって嫌じゃない? ファンの人が嫌なわけじゃなくて、言い方が好きじゃない」と話していた。
(c) REAL LIVE. より引用
(参照元:リアルライブ https://npn.co.jp/article/detail/03665645/)
このように、梅原さんは、自らの「ファン」という言葉自体に嫌悪感を示しました。
現在のアニメブームの中で、特定の声優に対して特別に応援したり、その個人に対して興味をもつといった、いわばアニメ界での「声優のアイドル化」の現象があります。
これに対して梅原さんは少し違和感を持たれているようです。
ファンサービスをする声優に対してもコメント
そしてこの後の梅原さんの発言が批判の対象となっているようです。
さらに梅原は「ファン心理が分からない」と言い、イベント等で「手を振る」「ウインクをする」などのファンサービスについても、「あれは俺は(スタッフに)言われてるからやってるだけだから」と告白。「事細かにスタッフさんから『ここでウインクしてください』『ここを投げキスをして』って言われてるだけだから。感情はない」とファンサービスについて自身はやる気がないことを明かし、「まあ、人それぞれですけど」と言いつつ、「ファンがほしがってるものを与えている人を見ると、俺はちょっとワクワクする。この人いつまでこれやるんだろう、って」とファンサービスの多い声優についても言及していた。
(c) REAL LIVE. より引用
(参照元:リアルライブ https://npn.co.jp/article/detail/03665645/)
梅原さんは、自身がライブ・イベントなどで行うファンに対しての「ウインク」「投げキス」といったいわゆる「ファンサービス」に対して、スタッフに言われたとおりやっているだけだと明かします。
確かに、アイドルもそうですけど、声優さんはあまり気の乗らないことでも仕事としてやらなくちゃいけない面もあり、大変なこともあるということでしょう。
また、その後ファンサービスを積極的にする他の声優さんについて、「ワクワクする」「いつまでこれやるんだろう」とコメント。
直接的に批判しているわけではありませんが、梅原さんは他の声優さんのファンサービスをあまり好意的には捉えていらっしゃらないようですね。
梅原さんの発言に賛否両論
Twitter上でも、梅原さんの発言に様々な意見が飛び交っているようです。
梅原裕一郎さんさ、自分はファンサしません好感度気にしませんって言うのは自由だけど、ファンサしてる人をバカにするのはやめて。ファンを大切にしていて、気持ちを込めてファンサしてる人もいるかもしれないから。もしいたら、そういう人に失礼だ
— きんぎょ (@planet_kingyo) 2018年12月2日
お願いだから、梅のファンサで炎上するのやめて欲しい。直接、ファンサしてる人をバカにした訳じゃないじゃん。ちゃんと聞けよ。いろんな解釈があると思うけど私は梅原裕一郎なりの考えに聞こえたし。てか、ファンサのことで炎上する梅が可哀想。
まぁ、梅は炎上とか気にしなそうだけど、、。— 安寿香(あすか)♡降谷零 (@1121ume00_love) 2018年12月3日
梅原裕一郎が何を言おうがそれが本人のスタイルなら別にいいが、他の声優さんの行動について揶揄するのはそれこそ余計なお世話だよな…
— pane-pane (@kyoutsuna) 2018年12月3日
梅原さんの発言については、梅原さん本人の考えであるのだから過剰な批判は見当違いだと述べる人や、本人のスタンスはともかく、他の声優について不用意な発言は慎むべきだと考える人もいるようです。
インターネット上でも話題になった梅原さんの発言ですが、当然ファンそれぞれにいろいろな受け止め方があるということですね。
梅原さんは私にとっては「銀河英雄伝説 Die Neue These」のジークフリード・キルヒアイス役を演じられていたことで印象的な方です。
私はいちアニメファンとして、いろんな声優さんがいていいと思います。
演技に集中して、イベントなどにはあまり出ない方も、声優としての演技に加えて、イベント・トーク・歌など様々な方面で活躍する方も、色んな人がいるからこそアニメ界に活気が生まれ、そうした声優の多様化は、ひいてはアニメや吹き替え等の声の仕事においても、良い結果をもたらすと思います。
梅原さんのようにファンサービスを好まない声優さんも、ファンサービスを積極的にする声優さんも、色んな人がいるからこそアニメって膨らんでいくし、おもしろくなっていくんじゃないかな、と個人的には思います。
まとめ
今回は、声優の梅原裕一郎さんが、ラジオ番組で話した内容について、まとめてきました。
梅原さんのファンサービスについての考え方について、皆さんはどう思われましたか?
それぞれがいろんな意見をもっていても、これからもファンも声優さんもみんなでアニメを盛り上げていきたいですね。