今回は、おすすめのファンタジーアニメをいくつか紹介していきたいと思います。
ここで紹介するのはどれも自信をもって面白いと言える作品です!
灰と幻想のグリムガル
©2016 十文字青・オーバーラップ/灰と幻想のグリムガル製作委員会より引用
まずはこちらの作品です。
十文字青先生によるライトノベルが原作で、異世界で義勇兵として必死に生きる主人公ハルヒロたちの冒険を描いた作品です。
異世界ファンタジーというと、なにか特殊な能力があったり、強力な仲間がいたりして、どんどん世界を攻略していく作品もたくさんあります。
ですが、この作品は違います。
異世界だろうがどこだろうが、生きるということは大変なことなのだと教えてくれます。
剣も魔法もあるファンタジー世界ですが、主人公のハルヒロたちは初めはとても弱く、最弱のゴブリン一匹まともに倒せない始末です。
それでも必死に努力して、仲間と協力して少しずつ成長していきます。
さらに身近な人の死や、さまざまな困難がハルヒロたちを襲います。
そんな中でも仲間と助け合って生き抜く姿をみると、自分も今日という日を一生懸命生きようと思わせてくれます。
異世界だからって、なんでもうまくいくとは限らないぞ!生きるって難しいんだ!ということを実感するアニメです。
この素晴らしい世界に祝福を!
© 2016 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば製作委員会より引用
さあ、打って変わってこちらはコメディ色強めの作品です。
「このすば」の愛称で知られるこの作品。
とにかくギャグが面白く、アニメを観ながら笑ってしまいます。
個性的な仲間、というか個性強すぎて変な仲間たちと繰り広げるゆるい異世界冒険は、日々の疲れを忘れ、ゆったりとした一時を与えてくれます。
しかしながら、きちんとストーリも作られており、ところどころ出てくるバトルやシリアスなシーンは、胸を熱くして楽しめるようになっています。
なんといっても主人公の元ひきこもり・ニートゲーマーのカズマは、かなり特徴ある面白いキャラで、周りの仲間と楽しいコントトークをカマしてくれます笑
バトル、コメディ、ファンタジー、ラブコメ・・・といった色々な要素をうまく詰め込んだ「このすば」は、誰が観てもクスッと笑ってしまうこと間違い無しの良作です。
ログ・ホライズン
©橙乃ままれ・KADOKAWA/NHK・NEPより引用
この作品は、MMORPG「エルダー・テイル」の世界に似た異世界に飛ばされたプレイヤーである冒険者たちが、異世界で現地に住んでいる大地人たちと交流したり、自分たちの街を作ったりしながら、地球世界への帰還方法を探すストーリーです。
ゲームの世界に閉じ込められると聞くとソードアート・オンラインと似ていると言われることがありますが、全くの別物です笑
ログ・ホライズンは、法も守るべきルールもない異世界で、プレイヤーである冒険者たちはどう生きるのか、ということがテーマの一つになっています。
突然異世界に飛ばされた冒険者たちは、絶望し、何をすれば良いかもわからない世界で無気力になったり投げやりになったりして、街の治安や雰囲気も悪くなってしまいます。
そんな状況を変えるため、主人公のシロエは、持ち前の頭脳を使って、冒険者たちをまとめ上げる方法や、街に活気を取り戻す方法を考え、仲間の冒険者たちと街づくりをします。
シロエの考え出す方法は、思わず感心してしまうものばかりで、異世界での冒険者と大地人との対立や共存といったところもリアルに描かれており、完成度の非常に高い作品になっています。
ゼロの使い魔シリーズ
©2012 ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔F製作委員会より引用
この作品は、今数ある異世界ファンタジーの原点と言ってもよいほど、後々のライトノベルに大きな影響を与えました。
現在乱立している異世界転生系ライトノベルも、このゼロの使い魔から来る流れに乗っていると言って良いでしょう。
作者のヤマグチノボル先生が亡くなった後も、代筆によって作品は完結を迎え、たくさんのファンがいたからこそできたことだろうと思います。
さて、ゼロの使い魔の見どころは、やはり主人公平賀才人と、魔法の使えない落ちこぼれ貴族のルイズとのラブコメシーンでしょう。
初めは互いに嫌っていた二人ですが、様々な苦難を共に乗り越えるうちに、いつの間にか強い絆で結ばれるようになります。
主人公の才人は、普段はおちゃらけた、女の子に弱いただの青年ですが、いざというときには、自分を犠牲にしてでも愛する人を守るという姿は、本当に男らしくてカッコいいです。
まとめ
今回は、おすすめのファンタジーアニメをご紹介しました。
どれも本当に面白い作品です!
どの作品もアニメが面白ければ、原作も読むともっと楽しめると思います!